疲労とは?

今回は「疲労回復・疲労予防」についてブログを書きます。


突然ですがみなさんは疲れが溜まっていませんか?


「疲れていない」と答えられる方はほとんどいないのではないのでしょうか。


実際、当院にいらっしゃる患者さんでも腰痛や頭痛などの症状の他に慢性的な疲労感がある方がほとんどです。


日本人は特に睡眠時間が他の国に比べて短く、労働時間はやや長いというデータがあります。


お仕事で忙しい方や、子育てに追わているお母さんたち様々な方が疲労感に悩まされているのは紛れもない事実です。


疲労・疲れという言葉は良く聞くけど実際は何者なのか?疲れは目に見えません、人によって疲れ方も違います。

疲労=乳酸

少し前まで、疲れは筋肉が疲労して乳酸という物質が蓄積することによって引き起こされると定義されていました。


私が学生時代、野球に励んでいた時も「乳酸を取り除くことが最大の疲労回復だ」と言われ続けていました。


しかし、よほどのアスリートではない限り普通の会社員が筋肉疲労を起こすほどの激しい運動をしているとは考えられません。


毎日の電車通勤、長時間のデスクワーク、夜遅くまでの残業。この生活行動を考えると、乳酸が貯まるほどの運動はしていないように思えます。


よって、乳酸だけが疲労の原因と言われるにはナンセンスだと思います。

寝不足は脳震盪状態?

疲労の原因として睡眠不足が関係してるのは先述しましたが、寝不足が体に与える影響はいったいどのようなものでしょうか?


人間は寝ている間に脳や筋肉、内臓などの器官を調整し疲労回復をはかっています、特に重要なのが脳の状態です。


視線の動きを計測するテストを睡眠不足の状態で計測した所、脳震盪の被験者と同じような結果が現れたのです。


つまり、睡眠不足は脳震盪を起こしている状態でした。


この状態では仕事にも集中できませんし、疲労感がなかなか抜けずに結果的に疲れている状態になります。


◎結局何が疲れを引き起こすのか?


最新の医学理論からすると


「疲労とは、体だけでなく、脳からも生じる現象」と言えます。


疲労とは筋肉と神経の使い過ぎや不具合によって体の機能に障害が発生している状態の事です。


私達の体の脈拍、呼吸、消化などの自分ではコントロールできない部分を調整している「自律神経」


体の動き、筋肉をコントロールする「中枢神経」


この2つの神経も疲労に関係していると言われています。

究極の疲労回復法は呼吸だった

疲労回復・疲労予防の最善策が「呼吸法」です。


スタンフォード大学スポーツ医局が推進している「IAP呼吸法(腹圧呼吸)」


息を吸うときも吐くときも、お腹の中の圧力を高めてお腹周りを硬くしたまま息を吐ききります。


やり方はとても簡単です!


①立った状態、寝た状態、座った状態何でもOK


②5秒かけて鼻から目一杯息を吸います、お腹を少しづつ膨らませながら。この時肩が上がらない様に。お腹がパンパンになるまで膨らませる。


③5秒~7秒かけて口で息を吐く。ポイントは息を吐くときは腹圧を弱めずに、なるべくお腹を膨らませたまま。


②と③を5回ほど繰り返し行う。


最初は1日1、2回程度を目安に行いましょう。慣れてきたら自然とIAP呼吸法が身につくはずです。


◎人体の構造上「お腹を膨らませる」と疲れにくい


IAP呼吸法で期待できる効果


①腹圧が高くなり、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する。腰痛予防、姿勢の矯正など。


②正しい姿勢になり、中枢神経と体の連動がスムーズになる。


③中枢神経の働きが正常になると、体が「ベストポジション」になる


④体がベストポジションになると無理な動きが無くなり、疲れの回復・予防につながる


※山田 知生さん著書「スタンフォード式 疲れない体」より引用


いかがでしたか?呼吸は人間にとってとても重要なことです。


呼吸法を意識する事で、疲労回復・疲労予防、そしてよりよい生活を手に入れてください。


仙台市とりうみ整体院