「春になると首や肩がいつもより重い」「頭痛が増えて、なんとなくだるい」「寝ても疲れが抜けず、朝からスッキリしない」――そんな不調を感じている方は少なくありません。
春は気温差や気圧の変化が大きく、さらに新生活による緊張も重なりやすい時期です。その影響で、自律神経のバランスが乱れ、肩こりや頭痛、だるさとしてあらわれることがあります。
春は、朝は冷えるのに昼は暖かい、雨の前後で気圧も変わる、といった日が増えます。体はそのたびに体温や血流を調整しようと働きますが、その調整役のひとつが自律神経です。
この切り替えが増えると、首肩まわりの緊張や頭痛につながることがあります。
春は、異動、引っ越し、入学、職場環境の変化など、心も体も緊張しやすい季節です。緊張が続くと、無意識に肩が上がり、呼吸が浅くなり、首や肩の筋肉が休まりにくくなります。
春は生活リズムが乱れやすく、眠りが浅くなる方もいます。すると、日中の疲れが回復しにくくなり、肩こりや頭痛、だるさが長引きやすくなります。
起きたらカーテンを開けて、まず朝の光を浴びてみてください。朝の光を浴びることで体内時計が整いやすくなり、生活リズムの安定につながります。
寒暖差が大きい時期は、首の後ろが冷えるだけでも首肩がこわばりやすくなります。外出時は首元を冷やしすぎないこと、そして夜はシャワーだけで済ませず、できれば湯船に入りましょう。
40℃前後のお湯に10〜15分ほどつかる習慣は、リラックスしやすい体づくりにも役立ちます。
不調が続くときほど、呼吸が浅くなりやすいものです。そんなときは、鼻から軽く吸って、口から細く長く吐く呼吸を5回ほど繰り返してみてください。
あわせて、肩甲骨をゆっくり回すなど、首肩まわりをやさしく動かす習慣もおすすめです。
春の肩こりや頭痛、だるさは、気温差や環境変化に体ががんばって対応しているサインのひとつかもしれません。
無理に我慢するより、生活リズム・睡眠・呼吸・温める習慣を少しずつ整えていくことが大切です。つらさが続くときは、早めに体の状態を見直してみましょう。