本当の腰痛の原因A
こんにちは、宮城県仙台市太白区のとりうみ整体院です。
前回の記事では一般的な腰痛の原因以外にも「足首のゆがみによる腰痛」や「骨盤のゆがみによる腰痛」があることについてお話させていただきました。
今回も前回に引き続き、あまり知られていない「腰痛の原因」についてお話してきます!
首と腰は一見全く関係ないように思えますが、腰痛の大半の人の首を見ていくと何かしらの異常をかかえているケースが多いのです。
みなさんお分かりだとは思いますが、体の中心を背骨(椎骨)が通っていてその背骨には筋肉がくっついています。
腰と首は離れていますが、脊柱起立筋などで直接つながっていれば、間接的に筋肉でつながっている場合もあります。
これにより、首の動きは腰痛(腰の動き)にも大いに関係してきます。
だから首の筋肉が固まってきたり、首の関節の動きが悪くなる事により腰に負担がかかります。
これが腰の筋肉、腰の関節に制限、負担をかけ腰痛となるのです。
立ってる状態で背骨を横から見た場合、通常、軽いS字状となっています。
首の有名な変形としては「ストレートネック」が挙げられます。
このストレートネックは現代社会においてかなりの人数が大なり小なり、この症状になっていると言われます。
ストレートネック(首の骨の生理的前弯が少ない状態)の人に腰痛が多いのも、筋肉が関与しているからです。
さらに、無理やりの矯正で緊張が強くなり痛みを誘発することも考えられます。
首のゆがみによる腰痛の次に多いのがこの「肩の可動域低下による腰痛」です。
これも考え的には先程の「首のゆがみによる腰痛」と似ていますが、肩関節を動かす筋肉は僧帽筋、棘上筋、広背筋などいろいろ挙げられます。
この中で特に「広背筋」が腰痛に関係しています。この広背筋は背骨の腰椎、胸椎から始まり、肩の方についています。
これが日常生活で酷使され凝り固まる事により、肩の可動域が低下してきます。それに伴って、腰の筋肉も固まりこれが腰痛へとつながるのです。
内臓のゆがみと腰痛については、みなさんも全くノーマークでしょう。しかし特にこの現代社会ではこの内蔵のゆがみが腰痛に関係しています。
内臓は心臓をはじめ、胃、小腸など数々存在しますがどれも私たちが生きていく上で必要なものです。
そして、筋肉や関節とは違って自分で自由に動かすことができないものとなります。
食生活の欧米化、ビタミン不足、食品添加物問題、これらが現代人の内臓にとても悪影響を与えているのは言うまでもありません。
そして次第に内臓の機能を低下させ、それが慢性的な腰痛を生み出します。
この内臓に対して整体を受ける事で、つらい腰痛が改善された例は私自身もいくつも経験しています。
このように「腰が痛いから腰を治療」ではなく、いろいろな角度から腰痛に対してアプローチし整体を行っていくことが腰痛早期改善の近道となります。