めまいが怖くて外出できない…その不安、体の反応として起きています


「またフワッとしたらどうしよう…」

「外出先で倒れたら…」

めまいが怖くて、買い物・仕事・電車などが不安になっていませんか?


この“怖さ”は、あなたが弱いからではなく、体の仕組みとして起こりやすい反応です。

実は、めまいは不安が強いほど出やすくなることがあり、そこには自律神経のループが関係しています。


この記事でわかること

・不安が強いほどめまいが悪化しやすい理由(仕組み)

・「自律神経ループ」を止める考え方

・今日からできる現実的な対策(セルフケア)


めまいが怖くなるのは「自然な反応」


めまいが一度でも強く出ると、脳は「危険だ」と学習します。

その結果、次のような反応が起こります。



  • 外出や人混みで「また起きたら…」と考えてしまう

  • 体の小さな違和感にも敏感になる(ふらつき、動悸、息苦しさなど)

  • 不安が上がるほど、体が緊張する


これはあなたの性格の問題ではなく、体が身を守ろうとする正常な反応です。

ただ、この反応が続くと、自律神経が乱れやすくなり、結果として
めまいが出やすい状態が作られてしまいます

不安がめまいを増やす「自律神経ループ」とは


不安が強いほどめまいが出やすい背景には、次のような流れがあります。


自律神経ループ(典型例)


  1. めまいが起きる(または「起きそう」と感じる)

  2. 不安が上がる → 交感神経が優位になる

  3. 呼吸が浅くなる・首肩が緊張する・体がこわばる

  4. 体の感覚が過敏になる(ふらつき・動悸・吐き気)

  5. 「やっぱり危ない」と感じる → さらに不安が上がる


このループが続くと、めまいの回数が増えるだけでなく、外出回避が増えて生活範囲が狭くなっていきます。

だからこそ、狙うべきは「めまいをゼロにする」より先に、ループを止めることです。


ループを止める3つの考え方(重要)


① “めまい=危険”の認識を少しゆるめる



不安が強いと、体の揺れやふらつきを「危険信号」として過大評価しやすくなります。

まずは「いま起きているのは、体が緊張して反応している可能性もある」と捉え直すだけで、ループは弱まります。



② “不安を消す”より、“反応を下げる”を狙う



不安は「消そう」とするほど強くなることがあります。

それよりも、呼吸・首の緊張・胃腸の負担を整えて、自律神経の反応を下げるほうが現実的です。



③ 小さく外に出る(“安全な成功体験”を積む)



いきなり長距離の外出はハードルが高いです。

「家の前まで」「近所のコンビニまで」など、小さく成功体験を重ねると、脳の警戒が落ちていきます。


今日からできる対策:1分セルフケア3つ



① 長く吐く呼吸(1分)



「鼻から吸う → 口から細く長く吐く」を1分。吐く息を長めにすると落ち着きやすいです。

目的は「完璧な呼吸」ではなく、交感神経の反応を少し落とすこと。



② 首の付け根を温める(10分)



めまいの不安が強い時ほど、首〜後頭部がガチガチになりやすいです。

蒸しタオルやカイロで首の付け根を10分温めると、体の緊張が落ちやすくなります。



③ 胃腸の負担を軽くする(食べ方を一つだけ変える)



自律神経は胃腸の影響を受けます。いきなり食事制限は不要です。

まずは「夜だけ腹八分」「よく噛む」「冷たい飲み物を控える」など、一つだけ変えてみてください。


整体でできること(当院のアプローチ)




とりうみ整体院では、めまいに対して「首を揉むだけ」で終わらせず、

自律神経ループを弱めるために、体の緊張が抜けやすい状態を作っていきます。





  1. 首〜後頭部の過緊張を整える

    首の付け根・後頭部のこわばりを整え、過敏になった体の反応を落ち着かせやすくします。


  2. 頭蓋骨調整で“頭の緊張”をほどき、回復しやすい状態へ

    頭がこわばっていると、不安感が強くなったり、症状が長引くことがあります。

    頭蓋骨をやさしく調整し、頭部の緊張をゆるめて回復が働きやすい状態を目指します。

    ※体の循環に関わる要素の一つとして捉え、負担を減らす方向で整えていきます。


  3. 内臓調整で自律神経の負担を下げる

    胃腸の疲れや冷えは自律神経に影響します。内臓周りの緊張をゆるめ、呼吸が入りやすい体づくりをサポートします。


狙い:めまいを無理に“我慢”するのではなく、不安→緊張→過敏の流れを弱めて、日常を取り戻していくこと。


病院受診の目安(危険サイン)


めまいは自律神経由来のことも多い一方で、見逃してはいけないサインもあります。

次に当てはまる場合は、整体より先に医療機関へご相談ください。




  • 今までにない激しい回転性めまい

  • ろれつが回らない・片側の麻痺/しびれ・歩けない

  • 強い頭痛・意識がぼんやりする・視野がおかしい

  • 高熱や強い嘔吐を伴う


よくある質問



Q. 不安が強いのですが、整体を受けて大丈夫ですか?



A. 大丈夫です。無理に頑張らせたり、強い刺激を入れる方針ではありません。

体の緊張が抜けやすい状態を作りながら、日常での対策も一緒に整えていきます。



Q. どれくらいで変化が出ますか?



A. 個人差はありますが、まずは「不安→緊張→過敏」の波が小さくなるかを見ていきます。

ゴールは“めまいゼロ”より、起きても回復が早い/生活に支障が少なくなることです。



めまいの不安で、生活が苦しくなっている方へ


「また起きたらどうしよう…」の不安は、放っておくと強くなりやすいです。

首・頭(頭蓋)・呼吸・内臓まで含めて整え、自律神経ループを弱めて日常を取り戻していきませんか。



※症状が急激・強烈な場合は、先に医療機関へご相談ください。