腰痛と食事の関係について
こんにちは、宮城県仙台市太白区のとりうみ整体院です。
腰痛と聞くと一般的には、「腰の使い過ぎ」「運動不足で腰が痛い」「体の柔軟性がないから腰痛になった」などというイメージがありますよね?
間違っても最初から「食生活が原因で腰痛になった」などと考える方は少ないと思います(笑)
だいたい腰が痛くなるとまず初めに湿布を貼ってみたり、ストレッチをしてみたりするはずです。
そして「自分でこの腰痛を治すことはできないな」と感じたら、次に整骨院や整体、マッサージなどに行くと思います。
ここで腰痛が改善されれば何の問題もありませんが、実際、当院に整体を受けに来られる方で「他で整体を受けてきたが一向によくならなかった」
などお困りの方がたくさんいらっしゃいました。
もちろん的確な整体を受けれずに良くならなかった方もいましたが、その中でも割と多かったのが「食生活が乱れている」方たちでした。
この「腰痛と食事の関係」についてお話していきたいと思います。
まずは有名なところだと「骨粗鬆症による腰痛」があります。
骨粗鬆症は一般的に「中高年者」の症状だと認識されてきましたが、ここ最近では無理なダイエットや食事制限により若年者(特に女性)にも見られるようになってきました。
これの対処法としてはやはり「カルシウムの定期的な摂取」が挙げられます。
そしてこのカルシウムだけでは骨が強くなりません、合わせて他の栄養素も摂取する必要があります。
「腰痛予防改善に良い四大栄養素」
@カルシウム
これはすでに有名な物ですね。丈夫な骨を維持するための、一番大事な栄養素です。
特に、中高年になるとカルシウムの吸収率が低下してしまうため、意識して摂ることが大切です。
ちなみに、成人に必要なカルシウム摂取量は1日600mgとされていますが、日本人の平均摂取量はそれには至っていないという現状があります。
代表的な食物・乳製品、小魚、小松菜、チンゲン菜、ひじきなど
AビタミンD
ビタミンDは腸の中でのカルシウムの吸収を助けてくれ、骨にカルシウムを吸着させてくれる役割を持っています。
カルシウムだけ口にしていてもビタミンDが不足していては、せっかくの栄養素も正常に吸収できません。
代表的な食物・イワシ、サケ、マグロなどの魚介類、しいたけ、きのこ類、海藻など
Bマグネシウム
カルシウムとともに働くことで相乗効果で骨を丈夫にします。摂取する割合としてはややカルシウムを多く取ると良いとされています。
代表的な食物・豆類、ナッツ類、海藻類など
Cタンパク質
人間の体のほとんどはタンパク質でできています。したがって優良なたんぱく質を取り続ける必要があります。
骨も例外ではありません。骨組みになっているタンパク質線維にカルシウムやリン酸が付着し、さらにその中に細胞が埋まることで骨は形成されているのです。
言うならば、ビルの鉄骨部分がタンパク質で、コンクリート部分がその他というわけですね。
そのため、骨を強くするには、タンパク質も欠かすことができません。
いかがでしたか?みなさんはこの4つの栄養素をバランスよく取れているでしょうか?
次回はさらに食事の中での栄養素と腰痛についてお話させていただきます。