仙台市太白区「とりうみ整体院」腱鞘炎

腱鞘炎|仙台とりうみ整体院

 

今回は「腱鞘炎」についてお話させていただきます。

 

特に腱鞘炎は更年期、周産期の女性がなりやすく一度腱鞘炎になってしまうと中々痛みが引かず辛い思いをされている方も多いです。


腱鞘炎って何?

左右の親指にはいくつかの、筋肉と一緒に腱というヒモのようなものがついています。

 

この腱うちの2本(長母指外転筋腱と短母子伸筋腱)が手首(手の関節)の母指側(外側)にあるトンネル(腱鞘と呼ばれるトンネルのような構造)の中を共に通過しています。

 

この腱鞘内(トンネル)での腱が長い間使われ動くことにより摩擦で腱がこすれ動きが滑らかでなくなり、炎症が起こると痛みやはれ(腫脹)がでてくるものが腱鞘炎です。

 

手の指は5本ありますよね?そのうち人差し指から小指までは同じような向きで同じような動きをするのに対して、母指(親指)だけが独自の動き方をします。

 

すなわち、他の4本の指は力を合わせて動かすことが出来ますが、親指だけは一人で頑張らなくてはいけません。

 

これにより親指の腱が炎症を起こし腱鞘炎になります。

腱鞘炎の症状は?

腱鞘炎の主な症状は腫れ(炎症)による疼痛・熱感です。

 

一番は手首を動かしたり、親指を動かしたときの痛みが著明です。

 

ひどくなったものは、橈骨(腕の親指側の長い骨)の遠位端に突起状に変形が出ます。

 

痛みの誘発試験としてはフィンケルステインテストがあります。

 

これは、母指を広げた状態で(外転して)、手関節を小指側に曲げる(尺屈)と痛みが強くなる検査です。

 

この検査方法として母指を手のひらに握りこんで尺屈する場合もありますが、これはEichhoff testといって異なるものです。

腱鞘炎の治療は?

腱鞘炎の一般的な治療方法は、

 

@手首のサポーターA湿布B痛み止めの注射C冷却D外科的手術となります。

 

症状が軽い場合は、アイシング、湿布、サポーターなどで対処する場合が多いですが、ひどいものは手術によって腱を修復・切除したほうが良い場合もあります。

なぜ腱鞘炎が中々良くならないのか

ほとんどの方は腱鞘炎で痛みが出た際に整形外科に行く方がほとんどです。

 

しかし整形外科にて腱鞘炎の治療を続けているにも関わらず、なかなか改善しない患者様が当院には来院されます。

 

なぜ腱鞘炎の患者様は改善しなかったのか?

 

それは、腱鞘炎の本当の原因に対しての治療がされていないからです。

 

腱鞘炎で手首が痛い場合、痛みが出ている場所に対しての治療ももちろん必要です。

 

しかし手首を動かす時は、腕の筋肉も一緒に動いています。

 

すなわち、腕の筋肉や肩、首の方まで検査して調整していかないと腱鞘炎は改善しないのです。

 

もし、あなたが腱鞘炎にお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。


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