夏の水分補給|仙台とりうみ整体院
みなさんは日ごろ水分補給を意識したことがあるでしょうか?
おそらく5割程度の方は水分補給を意識して生活していると思います、ただその5割の中でも正確な水分補給が出来ている方は実際2割にも満たないと感じます。
特に夏場は四季の中で最も気温が高く汗をかきやすい、すなわち体から水分が失われやすい時期だと言えます。
人間の体と水分の関係
「人間の体のほとんどは水分でできている」
こんなフレーズをCMや広告などで一度は目にしたことがあるはずです。
人間の体の中で、子供は全体重の約80%、成人では約60%、60歳以上の高齢者では約50%が水分だと言われています。
また体の水分には塩分(ナトリウム)が含まれていて、血管・血液を通して体の水分調整を行っています。
この塩分が不足すると体の水分調整機能が低下しますので、水分の他に塩分(ナトリウム)の摂取も重要です。
水分と塩分が不足するとどうなるのか?
体内の水分・塩分(ナトリウム)が不足すると、身体が脱水状態になります。
脱水症状が起こると、めまい・頭痛・吐き気・ひどい場合は痙攣など命にも関わる事があります。
特に近年の夏は徐々に平均気温が上昇していいます、35℃〜40℃ももはや当たり前になってきました。
こんな過酷な夏を乗り切る上で重要になるのが効率的な水分補給です。
効率的な水分の取り方は?
基本的に人間は1日に発汗や排泄でおよそ2.5リットルの水分を失っています。
この失った分の水分は経口で摂取しなくてはいけません。
ただ全てを飲料水でとるという事ではありません、朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんの3食しっかりと食事ができている場合は約1リットルから1.5リットルの水分が取れています。
よって残りの1リットル〜1.5リットルを飲料水として取り込む必要があります。
このお話をすると良く患者さんから「1リットル一気に飲んでも大丈夫ですか?」というご質問も受けます。
答えはノーです!人間の体で一度に水分を貯蔵できる量は決まっていますので、一気に飲んだとしてもおしっことして排泄されてしまいます。
なのでだいたい5回〜10回に分けてこまめに水分補給することを心がけましょう!