腰痛・頭痛・すべり症にお悩みの患者様の整体
今回は腰痛・頭痛・すべり症にお悩みのS様の整体治療経過についてお話いたします。
症状
まずSさんの症状として、朝起きた時の腰痛、日中生活していての頭痛、両大腿後面の筋肉の張り感などがありました。
数年前から近所のマッサージや整体は受けておりましたが、一向に完全の兆しが見られずに病院を受診されました。
レントゲン撮影の結果「腰椎椎間板すべり症」と診断され、お医者さんの方からはコルセットの装着、投薬を指示されたそうです。
また腰痛の症状は改善することはなく、最悪の場合手術すると伝えられひどく落ち込んでいらっしゃいました。
検査
当院にご来院されて、お話をしっかりとお聞きした上で検査を行いました。
まず腰椎の検査ですが、若干の変形や可動域の制限は見られるものの、腰の腰椎自体はそんなに悪くない検査結果でした。
ただ慢性的に腰椎前弯(背骨のS字状のカーブ)が減少しており、ストレート腰椎気味でした。
その他頚椎もストレートになっており、頭痛もこれらの背骨のゆがみの影響が考えられました。
その他、足首、骨盤のゆがみ、内臓の不調などもあり全体的な整体が必要な状態でした。
整体・治療
◎初回の整体
整体・治療としてはまず骨盤周りから行いました。
骨盤のゆがみやねじれが、腰椎、頸椎などの背骨のゆがみに関連し腰痛・頭痛を引き起こすからです。
体の土台を調整するだけで、Sさんの腰痛・頭痛に変化が見られました。
◎2〜5回目の整体治療
前回の整体終了後から体にとって良い変化が起こり始めていましたので、2回目以降は足首や骨盤以外にも頭蓋骨のゆがみ・内臓調整などその時の状態に合わせて整体治療を行いました。
4回目から5回目までの整体治療で腰痛もだいぶ軽減し、頭痛の頻度も減ったとの事でした。
◎6回目以降の整体治療
状態も安定してきましたので、少しずつ感覚を空けて整体を受けていただきました。
7回目からは仕事中の腰痛のほぼなくなったので、現在は月に1度体のメンテナンスということでご通院されています。
総評
病院では「腰椎すべり症」と診断され、手術以外方法はないとの説明を受けていましたが。
すべり症・腰痛・頭痛の原因は腰・頭だけではありません、からだ全体を検査し施術する事で改善する症例はいくつもあります。
ただ実際に病院での治療や手術が必要なケースもございますので、お話を聞きながら検査し治療のご提案をさせていただきます。