最近の整体で苦労した事|春先は腎臓の状態に要注意!
こんにちは、仙台市とりうみ整体院です!
いつもは良くなっている患者さんの整体治療経過や健康に関してのブログが中心になっているので、今回は最近の整体で苦労した事について書こうと思います(笑)
今現在、このブログを書いているのは3月末です、寒かった冬が終わりだんだんと気温も上昇し気持ちのいい快晴の日も増えてきました。
なんとなく腰痛や肩こりなど体の症状も、春になり暖かくなるにつれて良くなるイメージってありますよね?^^
寒い時期から、温かくなってくるとカラダも動きやすくなり、筋肉の硬さも取れて腰痛・肩こりも良くなりやすい時期。
私も整体の仕事に就くまではそう思っていました。もちろん気温の上昇で筋肉が柔らかくなりやすいのも事実です。
が、しかし!当院で整体している患者様の傾向を見ると、冬場に腰痛になる方より、春に腰痛になる方が圧倒的に多いのです!
さて、春先に腰痛になりやすいのは何故でしょう?
答えは・・・
腎臓の影響です。
春先の腰痛患者さんの治療は、いつもどおり足を調整したり、骨盤を整えたり、頭蓋骨をいじってもイマイチ効果が出にくい事が多々あります。
その原因となるのが、腎臓なのです。
腎臓とは?
腎臓は、そら豆のような形をしていて人間の握りこぶし程の大きさです。
腰のあたりに左右1ずつ存在します。
腎臓の働きは多々ありますがここでは大きく分けて3つご紹介します。
@老廃物を外に出す
血液をろ過して老廃物や塩分をオシッコとして外に出します。
また、体に必要な栄養素は残してくれて、体に再吸収されます。
腎臓の働きが悪くなると体に毒素が溜まりやすくなりますね。
A血圧の調整
塩分と水分の出す量をコントロールして血圧を調整しています。
血圧が高い時は、塩分と水分の出す量を増やすことで血圧を下げ、低い時は塩分と水分の出す量を少なくして血圧をコントロールしています。
B血液を作るために指令を出す
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓からでるエリスロポエチンというホルモンによって作られます。
なぜ腎臓が腰痛に関係するのか?
実は内臓にも最適な位置というものがあります。
内臓のズレや問題があると腰痛に影響する恐れがあります。
ここで言う内臓の問題とは、血糖値が高い、不整脈があるという事ではありません。
これら数値に異常のあるかたは速やかに病院で治療を受けてください。
人間は立って生活しているのでどうしても内臓の下垂(内臓が下に下がる事)が起きます。
腎臓は内臓の中で最もズレや硬さの出やすい臓器になります、腎臓がズレる原因として外気温の差があります。
特に春先は日中はポカポカ暖かくても、夜になると冷え込みますよね?この気温差こそ腎臓に負担をかけてしまします。
そして腎臓がズレるとどうなるのか?
腎臓が下に下がってしまうと、腎臓の裏側に位置する大腰筋という筋肉があります。
腎臓と大腰筋は筋膜と呼ばれる膜で繋がっており、お互いに影響しあっています。
大腰筋は、股関節を曲げたりする筋肉で、歩いたり、走ったり、体を曲げたりする際には大腰筋を使います。
この大腰筋に負担がかかる事で腰痛を発生させてしまうのです!
なかなか良くならない腰痛は腎臓が原因かもしれません。
特に治療をしていても、春先はこの腎臓の状態に悩まされます。
内臓を正しい位置に戻してあげることが春先の腰痛を改善させるためのコツであると改めて気付かされました!
もしあなたも腰痛が中々良くならないのであれば、腎臓が原因かもしれませんよ?