香害|実は柔軟剤・芳香剤はこんなに恐ろしい

最近、ネットニュースなどを見ているとちょくちょく「香害」という文字を目にします。


香害は消臭除菌スプレーや柔軟剤などの香りの影響で体に色々な症状が出てくるものを言います。


「ファ○リーズで洗おう」「除菌&消臭」など


今は消臭・除菌ブームと言っていいほどテレビCMを見ますよね(笑)


逆にテレビで柔軟剤・芳香剤などのCMを見ない事はまずありません!そのくらい私たちの生活に柔軟剤や芳香剤は当たり前のモノとなっています。


洗剤の大手2社、花王とP&Gでは2014年9月の1か月間に31時間、1日平均62分ものCMを流していたと言います。
(長谷川治「これで分かる!石鹸と合成洗剤50のQ&A合同出版より」)


今現在は2018年なので当時よりCMの時間が増えているのは一目瞭然だと思います。

香害に苦しむ人達

香害の問題として、香りがする柔軟剤・消臭スプレーなどは化学物質を含んでいます。


それを少し吸い込むだけで、めまい・吐き気・動悸・頭痛など症状を引き起こします。


こうした症状を「化学物質過敏症(CSまたはMCS)」と呼びます。


この症状はわずかな化学物質が体に入り込むだけで反応し、いろんな症状が出てしまう病気です。


この化学物質過敏症は誰でも発症する可能性があり、一度発症してしまうと治療をしても完全に回復する事は難しいそうです。
(岡田幹治さん著書 香害より)


発症する年齢も様々で、小学生もいればご高齢の方も発症します。


◎柔軟剤の匂いのせいで学校に行けない、教室にいられない


◎職場の芳香剤のせいで仕事ができない


◎人混みの中にいると臭いで具合が悪くなり外出できない


◎隣の住人の洗濯物の匂いの影響でベランダに出られない


など、まともに生活できなくなっている方も増えているそうです。


また化学物質過敏症の難点は診断が難しいという所です。


症状としては自律神経失調症やほかの病気に似ているものがあるので、一通り検査したが異常無かった。


など病院で見つけるのは非常に難しいのもこの病気です。

香害とは?なぜ起こる?

香害の症状は多様で、個人差が大きい、ごく微量の化学物質に反応してしまう。


わずかな化学物質でも体に取り込むと、全身にさまざまな症状が出る病気で、日本では2009年に病名として登録されたそうです。


一度に多量の化学物質を取り込んだり、少量でも長期に渡って取り込み続けるとその人の許容範囲を超えたときに、体の反応として発症します。


花粉症のメカニズムとも似ているようですね。


●化学物質過敏症(CS)の診断基準


主症状
1、何度も頭痛が起きる


2、筋肉痛がある


3、倦怠感や疲労感が続く


4、関節痛がある


副症状


1、のどが痛む


2、微熱が出る


3、下痢・腹痛・便秘がある


4、まぶしさを感じる・一過性の暗点が生じる


5、集中力・思考力が低下する


6、精神が不安定になる・不眠になる


7、皮膚のかゆみ・感覚異常がある


8、月経過多や生理に異常がある
(岡田 幹治さん 作成)


などこれらの症状に当てはまるようだとCSの疑いありです。

あなたの不調はその香りが原因かも

先程、書いていった症状は整体をしてると当たり前のように患者さんが訴える症状でもあります。


その原因として、柔軟剤や消臭スプレーなどの影響もあるかもしれない。ということも頭に入れておくと良いかもしれません。


今後CS患者さんはもっと増えていくかもしれません、症状が発症する前に一度自分の身の回りの状況を確認しておくのが最善ですね。