高血圧について|降圧剤を飲むと体に負担がかかる?
皆さんの周りにも「検診で血圧ひっかかっちゃったよ」「お医者さんに血圧高いと言われた」など、高血圧のためにお薬を飲んでいる方は非常に多いのではないでしょうか?
事実、日本の高血圧の患者さんは約1000万人を超えているとも言われています。
この数字は断トツで高く、2位は歯肉炎および歯周疾患で約300万人と言われています。
どうしてこんなにも高血圧の患者さんが増えているのでしょうか?
原因の一つとして考えられるのが、高血圧の定義が変わっているという事です。
実際に1960年の日本では「最高血圧=年齢+90以上」とされていました。
つまり60歳であれば最高血圧150までは正常だったのです。
しかしこの定義が1970年代のWHO(世界保健機関)で160/95以上に変更されました。
更に2000年頃には140/90以上まで高血圧の定義が引き下げられたのです。
これでは、高血圧の患者さんが次第に増えていくのは当たり前ですよね?
今までは高血圧に該当していなかった人たちが、基準が下がることで高血圧デビューしているような状態です。
高血圧の治療
高血圧の治療は一般的に薬(降圧剤)による血圧の調整になります。
心臓の機能、血管の調整、神経に働きかけるものなど実に様々なお薬が存在しています。
しかし、本当に薬をのむことが高血圧の根本的な治療になるのでしょうか?
その答えはノーです。
血圧は血液を体内循環させるための重要な機能です。
もちろん、急激な血圧の上昇や明らかな高血圧状態は体に負担をかけますが、その血圧を薬でコントロールすることに疑問が残ります。
20代男性と、80代女性では明らかに体格・筋肉量・代謝量に違いがありますよね?
それなのに高血圧の基準が全て一緒なのはおかしいはずです。
高齢者の場合、当然筋力や体力は落ちているので、血液を全身に送る機能は重要になります。
年齢とともに血圧が上昇してくるのは正常な体の反応なのです。
それを、薬で下げてしまうと他の体の症状が出たり、腎機能など内臓に負担をかけてしまいかえって体の状態を悪くしてしまう事もあります。
血圧を安定させるためには
最近の研究では「最高血圧=年齢数+90」までは大丈夫という論説もあります。
しかし、今現在の血圧がそれ以上ある方も食生活の改善や整体を受ける事で改善が可能かもしれません。
まずは食生活でいうと、血圧を上昇させる塩分(ナトリウム)を体外に排泄する働きのあるカリウムを積極的にとることです。
カリウムを多く含む食べ物は
大豆製品(いり大豆、ゆで大豆、納豆)
ナッツ類(アーモンド、栗、ピーナッツ)
野菜類(ほうれん草、サトイモ、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、枝豆)
肉類(牛肉モモ、豚肉、鳥胸肉)
などに豊富に含まれます。
これらを積極的にとることにより、薬に頼らない血圧コントロール方法を学び自分の体をもっと良い状態にしていきましょう!
高血圧に関する、食事、整体のご相談なら仙台とりうみ整体院までご相談ください。