疲れを取るための仕事術
今回は仕事で疲れない様に、疲れが取れる様にする術をお伝えしていこうと思います。
現在、当院に通院されている患者さんのなかでもお仕事をされている方が多いです。
特に仕事が原因で体を壊す方が多く、
「重い物を持ったら腰痛になりました」「デスクワークのせいで頭痛・肩こりがひどい」「運転仕事なので腰が固まりやすくて」
など、仕事での体の不調を訴える方が非常に多いです。
そんな方に仕事の効率を上げ、疲れにくいカラダを手に入れていただく為にお伝えします。
自分の疲れの種類を知ろう
仕事や生活での疲労は大きく分けて3つに分類されます。
@肉体的な疲れ
主な原因は筋肉疲労による疲れです。体を動かすために必要なエネルギーが不足している状態で、ガソリン切れの車のようなものです。
体を動かさないで休めれば疲れないと思われがちですが、適度に筋肉を動かしていないと逆効果になります。
A神経の疲れ
長時間のデスクワークや細かい作業のくり返しによって、目の神経や脳の緊張状態が長く続くことで起こります。
いわゆる脳のつかれです、記憶力低下や仕事でミスを重ねる事が多く、ビジネスパーソンを悩ませる。
B精神的な疲れ
ストレス社会の現代人最も多いのがこの精神的な疲れです。人間関係や悩み事などのストレスが原因で、食欲が落ちたり、めまいが起きたりもします。
ひとくちに疲れと言ってもこの3つに分けられます。
これらの疲れに対して的確な対処をしなければ、効果があるばかりか逆に疲れてしまうケースもあります。
例えばBの精神的な疲れで困っている人が、「自分は肉体的な疲れだ」と思い込み、サプリメントや栄養ドリンクを飲んだとしても効果的とは言えませんよね?
どちらかというと、休日に好きな事をしてストレスを発散させた方が効果的と言えます。
疲れない為の仕事術
ここからは仕事で疲れを溜めにくくするためのテクニックをいくつかご紹介します。
@休憩時間を有効に使おう
8時間労働の場合、1時間に5分程度の休憩をしましょう。
トイレ休憩、たばこ休憩などでも構いません。短時間の休憩をこまめにとることが疲労予防になります。
Aミント系のガムを20分噛んでリフレッシュ
よく海外の野球選手でガムを噛んでいる人を見かけます、ガムを噛むことによって集中力を高めているのです。
またミント系ガムは精神的なリフレッシュ効果もあり、脳の血流もアップさせ良い事づくしです。
午前と午後に1、2回ガムでリフレッシュしましょう。
B定期的にデスク周辺を掃除する
人間は1年間で180時間物を探す時間に使っていると言われています。
自分のデスクを掃除する事で、
時間のロス軽減、体を動かすことで血流アップ、アイディアやヒントが生まれやすい、気分がスッキリする、作業効率の向上など良い事が多いです。
Cストレスは「溜めない」「貰わない」「与えない」
「ストレスを溜めない工夫」・・・時間軸を伸ばす、すぐに成長を求められる現代社会ですが、そもそも人の成長には時間がかかるものです。
一回怒られたり、一回失敗しただけで気持ちが滅入ってストレスになります。短期間で成果を出そうとするのではなく、長い目でみていきましょう。
「ストレスをもらわない工夫」・・・自分の仕事だけでいっぱいいっぱいなのに、他人の仕事を無理に引き受けてしまってはストレスがますます溜まってしまいます。
負の連鎖が職場に広がる前に、可能であれば断る勇気も必要です。
「ストレスを与えない工夫」・・・自分を見つめ直し、自分がされてストレスと感じる事は他人にもしないようにしましょう。
自分が他人を気遣えれば、他人も自分の為に良くしてくれるはずです。
疲れにくい体になるには自己分析が必要
上記の事を踏まえて、自分の体はやはり自分が一番分かっています。
「疲れ」は他人からすれば目に見えません、数値化もできませんので自分の体の「疲れ」を自分で分析して対処するのが一番効率的です。
しかし、なかなか自分でも「疲れ」に関しては気が付きにくい所も多々あります。
仙台とりうみ整体院では、あなたの慢性的な疲れに対して対策・アドバイスなども行なっています。
疲れにお悩みの方はぜひご相談ください。