こんにちは。仙台市太白区中田のとりうみ整体院です。
前回は「酸素の重要性」についてお話ししましたが、今回はより深く、
整体で呼吸を整える方法と、ご自宅でできる深呼吸セルフケアをご紹介します。
🔸 一次呼吸と二次呼吸の違いとは?
呼吸には2種類あることをご存知ですか?
- 二次呼吸: 肺で行う一般的な呼吸。酸素を取り入れ二酸化炭素を排出します。
- 一次呼吸: 頭蓋骨が微細に動き、脳脊髄液を循環させる「脳の呼吸」とも言われる重要なメカニズムです。
頭蓋骨のゆがみや硬さがあると一次呼吸が乱れ、脳脊髄液の流れが悪化。その結果、自律神経の乱れや慢性疲労など様々な不調に繋がります。
🔸 呼吸が浅い人の特徴と整体アプローチ
① 体・内臓のゆがみを整える
呼吸が浅い方の多くは、体の歪みや横隔膜の硬さが関係しています。
足首・骨盤・内臓・背骨などが歪んでいると横隔膜の動きが制限され、自然と呼吸も浅くなってしまいます。
当院では足首や骨盤の調整、内臓調整などを行い、深く自然な呼吸ができる体づくりをサポートしています。
② 頭蓋骨の調整で「脳の呼吸」を整える
体と内臓の歪みを整えた後は、一次呼吸(頭蓋骨の呼吸)へのアプローチ。
頭蓋骨はわずかに動いており、この動きが脳脊髄液の循環=神経の栄養供給に直結しています。
頭蓋骨の硬さ・ズレを調整することで、自律神経が安定しやすくなり、睡眠・ストレス・疲労感の改善にもつながります。
🔸 自宅でできる!簡単「深呼吸セルフケア」
呼吸を整えるのは整体だけではありません。
日々のセルフケアで横隔膜を意識することで、体調も安定しやすくなります。
深呼吸のやり方
- 両手をみぞおちに置く(横隔膜のあたり)
- 軽く押しながら2~3cmほど上に引き上げる
- その状態で深呼吸:
鼻から5秒吸って、口から7秒吐くを1〜2分
1日2〜3回、毎日継続することで、1〜2ヶ月後には呼吸も整い、体調が安定してくる方が多いです。
🔸 酸素は最強の栄養
巷にはさまざまな健康法がありますが、水より、食事より、何よりも大事なのが「酸素」です。
呼吸は生きていくうえで最も基本となる動き。
ぜひ今日から深呼吸を意識して、体の中から整えていきましょう。
仙台とりうみ整体院 院長 鳥海